TOP

TODOROKI

「自由が丘」エリアへと
つづく
「等々力」
安らぎ。

とどろきは、おどろき。これはただの駄洒落ではなく、この街を歩いた正直な感想。ここには等々力渓谷がある。「等々力」駅から約5分の、東京、しかも世田谷区とは思えぬ深緑の地。谷沢川に沿った遊歩道は約1kmあり、紫陽花などの花々や湿性植物が生い茂っている。川のせせらぎと土、緑は涼やかさを生む。渓谷内外では3℃以上の温度差があるという、ここは都会の避暑地。大きく深呼吸する。木々が発散するフィトンチッドという香りの成分が体のなかにとりこまれ、心身が穏やかになっていく。

TODOROKI 「自由が丘」エリアへとつづく「等々力」の安らぎ。
TODOROKI 「自由が丘」エリアへとつづく「等々力」の安らぎ。
TODOROKI 「自由が丘」エリアへとつづく「等々力」の安らぎ。
TODOROKI 「自由が丘」エリアへとつづく「等々力」の安らぎ。
TODOROKI 「自由が丘」エリアへとつづく「等々力」の安らぎ。
TODOROKI 「自由が丘」エリアへとつづく「等々力」の安らぎ。

九品仏のほうに向かえば木々に抱かれるようにして九品仏浄真寺がある。威厳と静謐さに包まれる、京都の古刹かと思うような場所。仁王門の奥には本堂があり、釈迦牟尼沸像が鎮座されている。九品仏の名前の由来は九品の阿弥陀仏が安置されているからという。ほかにも仏像が多くあり、また建物のそこここに施された彫刻も見事。平日の、あまり人がいない頃に境内を歩けば、異空間を彷徨っている気になる。幽玄。 奥深くて、はかり知れないこと。趣きが深く味わいが尽きないこと。そんな言葉がこの場所にはよく似合う。

等々力駅を等々力渓谷と反対に行く。庶民的な商店街を抜ければ、そこは静かな住宅地。このあたりもまた、緑が多くある。庭のある家が並んでいることもあるが、寺や神社が点在していることもその要因のひとつ。季節感を味わいながら街歩きができる、そんな場所は都心にはそうはない。

自然豊かな等々力を歩くうちに、目黒通りへとでる。このあたりから空気感が洗練され、こだわりの食材を扱う紀伊國屋に食通たちが集まっている。さらに歩を進めると、そこは自由が丘。有名なスイーツの店やグルメが通うイタリアンやフレンチのレストランが軒を連ねている。

“ワンランク上”や“ソフィスティケートされた”、“大人の女のための”といった女性誌にあるコピーはこの街のためにあるのではないかと思うほど、自由が丘は洒落た雰囲気に満ちている。メープル通りやマリ・クレール通りといった通りの名前に違和感がないのも、この街だから。

TODOROKI 「自由が丘」エリアへとつづく「等々力」の安らぎ。

東京都内随一の豊かな自然と多くの大人が憧れるトレンディな街、そのどちらもが生活圏内にそろっている。リラックスもアクティブも日常にある、上質な暮らしが叶う。
だからやっぱり、とどろきは、おどろき。

SUMAU「私の好きな街-自由が丘」

TOYOKOアンケート

pagetop